2010年01月27日
「部屋出し」じゃなくても大丈夫!
○月○日 埼玉からお越しのファミリー。
小学校3年生のAくんは、知的障碍を伴う自閉症のお子さんです。
その日は満室でしたが、皆さんご常連の、知的ハンディをお持ちの大人の方々。
寛いで過ごしておられたので、その感じが、Aくん、お父さん、お母さんに伝わったのでしょうか?
後日、お手紙をいただきました。
「大変ゆったりと過ごすことができました。
一般の宿泊施設では、迷惑をかけてはいけないというプレッシャーを常に受けている感じで、
本当の意味でリラックスできたのは今回が初めてです。」
Aくんは、時折声を上げることがあっても、お食事も食堂で皆さんとともに、
ゆっくり、しっかり、静かに食べていました。お部屋でも心配になるくらい静か。
ご両親のお話では、食事は、いつも「部屋出し」の所を選んでいたとのこと。
「障碍があっても気兼ねなく泊まれる宿」が、森の家の設立趣旨ですから、そのように受け取ってくださるお客様にお泊りいただけて、大変うれしく思っております。
次回は、もっと自由に、もっと楽しんでいただけるよう、やり取りさせていただきますね。
どうぞご遠慮なく、ご要望をお出し下さい。
お待ちしております。
Posted by まついだ森の家 at 21:24│Comments(0)
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