まついだ森の家里山日記

１４日(金)午前中から降り始めた雪、１５日(土)午前中には降り止みましたが、丸一日で、なんとまさかの７０㎝。

先週(金)の夜中から降った雪で、開催中の「工房あかね展と里山の癒し」イベントが、(土)(日)の残り２日間、中止になってしまいました。
あかね展は、季節柄、毎年雪に見舞われてはいますが、その時の積雪は３０㎝。
森の家への道は、県道から入ると坂を下って曲がって狭い橋を渡って曲がって登って……。わずか４００メートルくらいなのですが、雪が降るとなかなか厳しいのです。

１４日には、運営会議とあかね展のご苦労様会が有り、１７名ものボランティアスタッフが雪の中、参集。そして、午後、無事に脱出していきましたが、後から考えると奇蹟的でした。

さて、黒羽の自宅は森の家の更に３００メートル奥にありますが、スタッドレスにて帰宅。しかし、明日の朝は、車は無理と覚悟はしていました。

しかし、しかし、１２０年ぶりという積雪に、車はスッポリ姿も見えず、歩いて森の家に行きさえすれば仕事はできる、といういつものパターンを完全に不可能に。
歩こうとしても足がもぐって抜けませんから。

うーん、雪が止んだら歩くだけの巾を雪掻きしてみるかというわけで、７０㎝の壁に挑戦してみました。しかし、２時間で１００メートルがやっと。その日は暮れました。
結局、連れ合いと２人で２日間、延べ１０時間、歩けるだけの巾の道が、森の家まで開通！
かっこちゃんではないけれどまさに、「あなたの後に道は出来る」でした。
連れ合いいわく、「ユンボさえあればなぁ」。あいにくユンボくんは他所に出張中。

さてさて、問題は森の家と外部の通行はどうなん？
１週間のお籠りを覚悟しましたが、今日の午後、除雪車がきてくれました。
圧雪は雪掻きには反ってまずいし、(木)にはまた雪が……？

明日から世間は働きモードなれども、雪籠りの森の家にご用の有る方、様子をお問い合わせの上、慎重にお越しくださいね。

　　　　　　　　　　　　黒羽